神経内科の病気に運転免許の取得や保持が制限されてしまう病気があります。
①てんかん 条件付きNG
②認知症 診断されたらNG
この2つは診断されると運転免許が制限されます。
病気と診断された上に運転免許もダメなのか!
怒る気持ちもわかります、ただ法律で決まっているのです。
認知症は診断されたら基本的には運転免許はNGとなります。
てんかんの場合は発作消失期間を確認して公安委員会に書類を提出すれば、
運転免許を使用できるようになるため条件付きNGです。
僕らは医療をするのが仕事なのであなた免許ダメですよと取り締まりたい訳ありません。
ただ病気の診断が法律に引っかかってしまうのでお伝えしないわけにはいかないのです。
患者さんの中には診断して説明すると怒って出ていったり、2度と診察に来ない方もいました。
あの方々はどうしているのだろうか…。
急がば回れで治療をすることは大切です。