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人口の1-3割
頭痛で困っていませんか?
頭痛は報告によって幅がありますが1200~3000万人いるそうです。
日本の人口1億2千万人とすると1割~3割の方が頭痛を感じていることになります。
当然軽い症状の方もいると思いますが、かなりの人が頭痛で困っているということです。
頭痛にはいろんな種類がありますが、慢性的な頭痛の代表として片頭痛があります。
片頭痛は痛みだけでなく吐き気や視界の異常を感じたり、家事や仕事をするのがつらくて休む必要があったりと厄介です。
片頭痛治療のレジェンド トリプタン製剤
片頭痛の薬は発作改善の薬と予防の薬がありますが、
発作改善の「トリプタン製剤」は片頭痛の痛みに対して作られた薬です。
片頭痛の痛みに普通の鎮痛剤では効かない方もトリプタン製剤は効果があって本当に助かります。
最初のトリプタンの発売日を見たら2001年、僕が医者になった翌年!もう20年以上前です。
20年たって治療のスタンダードになったトリプタンは片頭痛治療のレジェンドと言って良いでしょう。
片頭痛の注射薬登場
そして、最近はさらに注射薬が使えるようになりました。
CGRP抗体製剤、CGRP受容体抗体の薬です。
アルファベットの名前を覚えるのは大変ですね、舌が回りません。
注射薬は飲み薬のトリプタンと違って予防薬です。
月に1回か3か月に1回注射をして痛みを減らすイメージです。
当院でも内服薬も注射薬もどちらも対応可能ですので、頭痛で悩んでいる方はご相談下さい。