金八先生みて病名告知について考える

エスパルスが負けているときはすぐ逃避。

U-NEXTを観ています。

金八先生シリーズを観ています。

第1シリーズから順番に見ています。

ウソです、第3シーズンはつまらなそうなので飛ばしました。

現在6シリーズ途中。

面白い、面白いぞ金八先生。

話が終わるとすぐ次の話、シリーズが終わるとすぐ次のシリーズ観てしまう。

超有名なドラマなのでリアル視聴していたシーズンも当然ある。

通してみてわかったのは第4シリーズからはうっすら記憶があるのでリアル視聴していた。

しかし観ていたシリーズも記憶が呼び起されて懐かしさを感じるのでむしろ2度楽しい。

第1シリーズは武田哲也若い、桜田淳子、マッチ、田原俊彦などが出演。

その後の浮き沈みがわかっている俳優たちが生意気な中学生を演じているが、

紆余曲折を経て最後に涙しているのをみると本当の中学生に見えてくる。

熱血+荒れたクラス+生意気な態度+成長+あどけなさなど

金八先生の成功フォーマットがすでに詰まっているなぁと感心する。

演者もすごいが、初回シリーズでフォーマットを完成させた脚本、演出が凄いな。

第2シリーズは腐ったミカンで有名なシリーズ。

驚いたことに金八先生は「腐ったミカン」発言していなかった。

発言してたのは不良生徒の加藤優を放逐した荒谷二中の先生だった!

このシリーズは何といっても加藤優につきる。

札付きの不良といわれた加藤優だったが、実は母子家庭の苦労人で男気溢れていた。

不器用で素直になれないが、金八先生への好意を隠し切れないのでドラマ中ずっと好感がもてる。

第シリーズ3は桜中ではなく別の中学。

石黒賢(若い)が先生でいるけど、全シリーズとは趣が違う。

正直に言うと面白くなさそうなので視聴を飛ばす。

第4シリーズ、ここからは観た記憶がある。放送時期から計算すると私が中学生の頃かな。

細かいことは忘れていたが、

進路選択していく際に「これで良いじゃダメ、これが良いじゃないと」というセリフは覚えていた。

自分も中学生だったので心に刺さったのだな。

第5シリーズは、風間俊介の名を一躍高めた兼末健次郎が出てくる。

これも見ていた、そしてもう一度みても面白い。

次を、どんどん次の話を見せてくれ!と視聴欲が止まりません。

さすが伝説のシーズンだぜ。

引きこもりの兄に悩んている腹いせに、クラスを裏で操る健次郎。

優等生面とイラついたときの相手をにらむ表情のギャップが凄い、健次郎。

しかしだんだんと裏ボスとバレていくと健次郎が裏の顔を隠せなくなっていく。

今そんな顔しているとバレちゃう突っ込みをいれてしまう。

そして引きこもりの兄の引きこもり表現が過剰で面白い。。

シリーズ途中まで顔が出ずに部屋で暴れたり飯を食べたりしている姿だけ映る。

常にはぁーはぁーと呼吸し、ペチャペチャと食事する。

そして下着はブリーフ。なぜならブリーフ履いた姿で登場するから。

ブリーフ姿いるかなぁ。

まさに化け物的な演出。

しかし引きこもりってだけで化け物に寄せすぎてないかい。

この頃は引きこもりがまだ怖ろしい時代だったのかなぁ。

最後には兄と弟は和解しますので安心してみてください。

そして第6シーズン、やっとタイトルの病名告知の話になります。

金八先生、好きすぎて寄り道が長かった。

第6シーズンも以前見ていた、このシリーズで上戸彩を初めて知った。

上戸彩の性同一性障害、他生徒の犯罪者家族として苦しみなどこのシリーズも見どころ満載。

そして第6シーズンでもう一つ描かれるのは、金八先生の息子 幸作(高1)の闘病。

病名は悪性リンパ腫。

高校生の幸作が悪性リンパ腫と分かり、悩み苦しむ金八先生と姉。

それはいいんだけど、診療の進め方に違和感を感じる中年医師の私。

病気の経緯を説明すると、

体調不良の幸作は何かの病気ということで同級生の病院へ入院。

幸作のセリフから推測すると、

①友達の病院で入院・採血

②大学病院へ転院して採血、骨髄穿刺

③友達の病院へ戻って無菌室(病院に血内の医師はいるので治療はできる)

無菌室に入っているこの段階でも幸作は病名知らない、教えてもらえない。(家族は知ってる)

こんだけ診療をすすめているのにだれも病名言わんのかい!と突っ込みをいれたくなる。

20年前の小児科ってこうなのかな?病名告知せんのかな?

しかし高校生だからすでに小児科ではない、告知しないで診療できるのだろうか…。

案の定、不安になる幸作。

そして不満と不安を金八先生に言う。

そりゃそうだよ。無菌室にいるのに病名教えてもらえないなら不満たまるよ。

それに対して、金八先生怒り気味に説教!

うーん、説教しちゃダメ、嘘ついているのはむしろ金八先生。

そして、金八先生が病名告知。

医者がせんのかい!

さらに治療中の幸作に小児がんの闘病記を渡す金八先生。

一人で読み不安になる幸作。

その後「この本の7人中4人が死んでるじゃないか」と本を投げて怒る幸作。

そんな本を闘病中の本人に渡したのか金八先生!

タイミングを考えろ、金八先生!

ここは全力で突っ込みいれてしまう。

本人が読むにしても上手くいった治療後とかで、治療中に渡す本じゃねいよ、

治療しても4/7で死ぬとか思うと不安にしかならん。

怒った幸作に対して怒り返し説教する金八先生。

それもしちゃダメ、金八先生!

病気は本人のせいではないから弱さをみせても責めちゃだめだよ。

とたびたび突っ込んでしまう私。

金八先生も医療の人じゃないからおかしなことをしちゃうことあるよね。

あと、金八先生は抱えてるものが多すぎ、大変。

20年前の病名告知について思うことがあった私ですが、

金八先生シリーズはとても面白いので機会があったら見てください。

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